相談業務が多い社会福祉主事に求められる適性

専門資格を取得し、公務員試験をクリアして社会福祉主事というポジションを目指すときには、予めやりがいと適性についても知っておいたほうが良いでしょう。
社会福祉主事は主に福祉事務所に勤務することになりますが、福祉事務所へ相談にやってくる人の多くは今の生活に困っている人々です。
気持ちが沈んでいることが多く、相談中に社会福祉主事に辛く当たる人も少なくないようです。
したがって、相談者の不安を取り除き、前向きに生活を送れるようなアドバイスをしたり、利用できるサービスを紹介するなどしてサポートすることが大切です。

そんな社会福祉主事に求められる適性としては、時に暴言を吐かれることもあるため、そこで気持ちをスムーズに切り替えられるかがポイントになります。
自分は助けようとしているのに、相手から罵られてはモチベーションが下がるかもしれませんが、それをグッと堪えてサポートに回れる人なら、社会福祉主事の適性はあると思います。
また、社会福祉主事は各機関との連携が必要になる職業です。
そのため、連携に必要な連絡をスムーズに取り付けられるかどうかも、社会福祉主事としては欠かせません。

さらに、人をサポートすることが好きな人も、社会福祉主事には向いています。
困っている人を助けたいという気持ちの強い人は、相手の悩みを理解し、共感してあげられるので、親身になって相談にのることができるでしょう。
このような人なら、社会福祉主事には適任だと思います。